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ARTIST/ART

ブレック・ル・ラット
Blek le Rat
1952年−

ブレック・ル・ラットは1951年、パリ郊外の町に生まれ育ったアーティストです。パリのグラフィティやアーバンアート運動の最初期のアーティストの一人で、「ステンシル・グラフィティの父」とも言われる重鎮です。1971年にニューヨークを訪れた際、初期のグラフィックシーンに大きな影響を受けたブレックは、建築様式や建物の外観が違うパリに溶け込むスタイルでのグラフィック・アートを模索する中、ステンシルという技法にたどり着きました。

1981年に活動を開始すると、パリのストリートの壁に「街なかで唯一自由を手にしている動物」であり「ストリート・アートもペストもどこにでも増殖するものの象徴」としてステンシルでネズミを描き続けてきました。今でこそ「ネズミのステンシルアート」といえばバンクシーの名が挙がりますが、ブレックはバンクシーの20年も前にこのスタイルを生み出していたのです。もちろんのこと彼がバンクシーを始め後のアーティストやゲリラ系ストリート・アートの世界に大きな影響を与えたことは言うまでもありません。70歳を目前にしたブレックは、社会問題を世間に認識して欲しい、また人々に芸術をもたらしたいとの思いから、現在も精力的に活動を続けています。

 

▼公式サイトはこちらから
インスタグラム:https://www.instagram.com/blekleratoriginal/
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/pg/blekleratofficiel

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