マッツ・グスタフソン
Mats Gustafson
1951年―
水彩画や切り絵では、シルエットの形と落ち着いた色調を使ったシンプルなスタイルが特徴的です。彼の作品はフランスやイタリアの『Vogue』、『The New Yorker』や『Visionaire』などの広告や記事で見ることが出来ます。また彼は エルメスやティファニー、ヨウジヤマモト、コムデギャルソンなどの広告アートも手掛けています。そして国際的な個展やグループ展で展示も行っています。
グスタフソンは1951年スウェーデンのミェルビに生まれました。ストックホルムの芸術・工芸・デザイン大学とストックホルム演劇芸術アカデミーで学んだ後、ニューヨークに移住しました。舞台美術の仕事をした後、彼は エディトリアル・イラストレーションが写真に取って代わられ、コンセプチュアルなメディアとしての水彩画がまだ ほとんど検討されていなかった1970年代後半に、イラストレーターとしてのキャリアをスタートさせました。
グスタフソンは 水彩画やパステル画、切り絵によるエレガントで繊細な表現で ファッションイラストレーションの可能性を広げ、このジャンルを再活性化させました。
グスタフソンはニューヨークを拠点に活動しています。彼の作品は、ストックホルム近代美術館、マルメのロースミュージアム、ノルディック水彩画美術館などに収蔵されています。
▼公式サイトはこちらから
http://matsgustafson.org/