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ARTIST/ART

マノロ・ヴァルデス
Manolo Valdes
1942年−

マノロ・ヴァルデスは、1942年にスペイン・バレンシアで生まれたアーティストです。地元のサン・カルロス美術学校に学び、1964年に友人のフアン・アントニオ・トレドとラファエル・ソルベスとともにグループ「エキーポ・クロニカ」を結成します。トレドは数年後に脱退してしまいますが、ソルベスとは1981年にソルベスが亡くなるまで共に活動を続けました。フランコ政権末期の数年間、グループはスペインのアヴァンギャルドをリードする役割を担っていました。ポップアートに似た平面的な色づかいで、コミックや広告からインスピレーションを得、スペイン黄金時代の画家から20世紀の前衛アーティストまで様々な作家の絵画を引用した作品で独裁政治を風刺しました。

グループとして19シリーズの作品を展開し、ソルベスの他界後はソロアーティストとして、木、石、金属などを用いた彫刻、エッチングや木版画などを発表しています。また絵画ではスペインのバロックを中心にしながら、ミッキーマウスのような大衆文化のアイコンなど、幅広い題材を扱っています。ヴァルデスはミラノのリッソーネ賞、ビエラ賞を始め国内外で数々の受賞歴があり、2006年にマドリッドで開催された回顧展で20世紀を代表するスペインの芸術家のひとりとしての地位を確立しました。

 

▼公式サイトはこちらから
https://www.instagram.com/manolovaldes/?hl=en

 

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