マーク・スワンソン
Mark Swanson
1969年−
マーク・スワンソンは1969年、アメリカ・コネティカット州に生まれたコンテンポラリー・アーティストです。ミルトン・エイブリー・グラデュエートスクールと、メイン州のスコウヒガン・スクール・オブ・ペインティング・アンド・スカルプチャーに学び、木、ガラス、動物の角、貴金属などを用いた彫刻や、ドローイング、コラージュ、インスタレーションと、さまざまなメディアを用いた作品を制作しています。代表作のひとつであるラインストーンを施した鹿の頭部の彫刻は、サンフランシスコに移り住んだ際、ゲイのカウンターカルチャーやクラブシーンに関わるようになったもののそのどちらにも馴染めず、男性的の二重性を肉体的にも精神的にも探求する方法として制作を始めたものであり、現在に至ってもシリーズ作品の制作を続けています。
自身が育った保守的な環境や、現在のライフスタイルがインスピレーションの中心となり、それらは作品の多くに生かされています。また、スワンソンは錬金術師とも呼ばれ、素材の持つ美的、または文化的な意味合いを直感的に、そして極めて個人的な物語を通して再構築しています。現在ニューヨークに拠点を置くスワンソンは、これまでにアメリカのセントルイス美術館やヒューストン現代美術館などで個展を開催し、2010年にはカンザスシティのケンパー現代美術館のために大規模な屋外彫刻を完成させています。
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