ラウル・デュフィ
Raoul Dufy
1877年 - 1953年
ラウル・デュフィは、北フランスのル・アーヴルという港町に生まれ、フランスで活動を続けたアーティストです。フランス人が自国のアーティストとして誇る人物で、彼の作品はオルセー美術館、ポンピドーセンター、パリ市立美術館などの名立たる美術館に収蔵されています。
明るい風景画、室内画、パーティーで楽しむ人々や美しい花々など、多くの作品を残したデュフィ。他にも、木版画の制作をしたり、布地のテキスタイルデザインの仕事をしたり、ジャン・コクトーの舞台デザインを手がけたりと、多彩な活動で知られています。
ディフィが60歳のときに請け負った、パリ万国博覧会パビリオン「電気館」の大壁画「電気の精」も有名な作品で、パリ市立近代美術館に所蔵されています。