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ARTIST/ART

リクリット・ティラヴァニ
Rirkrit Tiravanija
1961年―

リクリット・ティラヴァニは、1990年代以降の現代美術を代表するアーティストの一人、「リレーショナル・アート(関係性の美学)」を象徴する存在として国際的に高く評価されています。1961年、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。タイ国籍を持ち、ニューヨーク、ベルリン、バンコクを拠点に活動。

ティラヴァニは、完成された物としての作品ではなく、人と人との関係性、共有される時間や経験そのものを作品とする独自の実践で知られています。1990年代初頭、ギャラリー空間で観客に料理を振る舞うインスタレーションによって注目を集め、鑑賞者が参加者となる美術のあり方を根本から問い直しました。

彼の作品は、料理、会話、集会、居住空間、印刷物など多様な形式をとりながら、美術館やギャラリーという制度そのもの、さらには社会・政治・文化的文脈を横断的に扱います。そこでは物質的な作品以上に、偶発的な交流や共同体的な状況が重視され、美術の役割を「見るもの」から「起こるもの」へと拡張。

これまでにヴェネツィア・ビエンナーレ、ドクメンタ、サンパウロ・ビエンナーレなど主要国際展に多数参加。作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)、テート・モダン、ポンピドゥー・センターなど世界有数の美術館に収蔵。リクリット・ティラヴァニの実践は、現代美術における社会性、公共性、そして「共に在ること」の意味を問い続けています。

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