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ARTIST/ART

リチャード・タトル
Richard Tuttle
1941年-

リチャード・タトルはジャンルやメディアのルールや概念に挑み、現代アートの風景に大きな変化を与えた影響力あるアーティストです。時代やジャンル、メディアを超えて制作される彼の作品は、小さくカジュアルでありながら その思慮深い繊細さが特徴です。
タトルの作品は 色や形、素材の関係性を慎重に考慮して構成されており アート、生活、思考の間の橋渡しをする本質的な繋がりの世界を生み出します。彼の美的方向性はポスト・ミニマリズムの文脈の中で語られることが多く、現代アート界への貢献は多岐にわたります。

『もしあなたがビジュアルアーティストになろうとしているなら
 作品の中には 視覚的な経験とは正反対の、目には見えないものの可能性を説明する何かがなければなりません』

『絵や彫刻というものは それ自体が 何であるのか何でないのかの間のどこかに存在しているのです     
    アーティストが それをどのように設計したり管理したりするかが問題なのです』

タトルは1941年アメリカ、ニュージャージー州ラーウェイに生まれ、トリニティ大学で哲学と文学を学んだのち、24歳でアーティストとしての活動をスタートさせました。34歳の時にホイットニー美術館で開催した個展が話題を呼び、タトルのアーティストとしてのキャリアに大きく影響しました。彼は 粗末な素材から美しさや詩を引き出し、今この瞬間に存在し、世界の脆さを映し出し、個々の知覚体験を可能にする作品を制作し続けています。

タトルはヴェネツィア・ビエンナーレやドクメンタ、ホイットニー・ビエンナーレ、サンフランシスコ近代美術館での大規模な回顧展など、数え切れないほどの展覧会に参加しています。

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