リンゴ・スター（本名・リチャード・スターキー）は言わずと知れた元ビートルズのメンバーであり、ミュージシャンでありアーティストです。

「私は90年代後半にコンピュータ・アートを始めました。それは、ツアー中に泊まらなければならないクレイジーなホテルでの息抜きでもありました。
    “ポップ”アートは、“ポップ”アーティストのように常に変化してゆきます。ポップミュージックやポパイ（ポパイ・ザ・セーラーマン）のように、自然に変化していくものなのです」

リンゴは視覚的な才能を表現し、ビートルズ以外にも多くの功績を残しています。90年代後半にコンピュータで作曲を始めることになるまで、彼はアクリルや油絵具を使って長年絵画を制作していました。リンゴは現代のメディアが大好きで、それが今の自分のアートのやり方だと語っています。彼は2005年に『My Faces』と題した最初の絵画展を開催して以来、毎年新たな作品を発表し、進化し続けています。

彼のポップアートは 我々の生きているカラフルでモダンな時代の感覚と精神を捉えています。リンゴの作品は世界中でコレクションされており、ヨーロッパや南米、オーストラリアやアメリカなどで展覧会が開催されています。「Knot For Violence」キャンペーンのために制作した彼の作品は一日で完売し、また別の作品はハードロックホテルズのシグネチャーシリーズのTシャツコレクションに使用されました。その他、ティンバーランドのブーツや紳士服のRobert Graham （ロバート・グラハム ）の服にも 彼の絵が使われています。

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