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ARTIST/ART

ルイーズ・ネヴェルソン
Louise Nevelson
1900年−1988年

ルイーズ・ネヴェルソンは1900年にウクライナ・キエフで生まれた彫刻家です。5歳の頃家族とアメリカに移住し、10歳で木を彫り始めて彫刻家を目指すようになりました。ニューヨークやミュンヘンで芸術を学び、1930年代には美術教師として働きながら芸術活動を続け、徐々に活動の場を広げていき、60歳を目前にようやくその名が知れるようになりました。

代表作とも言える「黒い箱」を初めて作ったのは1957年。捨てられた家具や日用品の廃材などを集め、切り刻んで黒く塗り、黒い箱の中に入れて寄せ集めたアッサンブラージュです。翌1958年に開催された展覧会『Moon Garden+one』では、その箱を高く積み上げて部屋の中の観客を取り囲むように設置し、一躍斬新な環境活動家として脚光を浴びました。

以降一貫して黒い箱や廃材を使った作品の制作に徹し、世界各国で展覧会を開いたりパブリックアートを手掛けたりと充実した制作活動を続け、88年にニューヨークで死去しました。ネヴェルソンは今でもアメリカを代表するアーティストのひとりとして尊敬されています。

公式サイトはこちらから
https://www.louisenevelsonfoundation.org/

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