ル・コルビュジェ
Le Corbusier
1887年−1965年
ル・コルビュジェはスイスに生まれ、主にフランスで活躍した建築家。石やレンガを積み上げて作る建物が主流の時代に鉄筋コンクリートという新しい素材を得て、革命的な建築物を生み出した人物です。装飾のない平滑な壁面処理、伝統に縛られず合理性を信条としたモダニズム建築の提唱者であり、フランク・ロイド・ライトらとともに「近代建築の巨匠」と呼ばれています。建築分野でめざましい業績を残しただけでなく、コルビュジェは数多くの絵画作品や版画、彫刻なども製作しています。
コルビュジェの設計で唯一日本国内に存在する建築物が、通称「松方コレクション」を収蔵・展示する建物として日本政府が設計を依頼し、1959年に建設された上野の「国立西洋美術館」です。1965年に没した後も20世紀を代表する建築家として業績がますます高く評価され、2016年には世界7ヶ国に渡る17資産がユネスコ世界文化遺産に登録されています。
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http://www.fondationlecorbusier.asso.fr/corbuweb/default.aspx