レイナー・フェティング
Rainer Fetting
1949年-
レイナー・フェティングは ジェスチュラルな筆致と大胆な色使いが特徴的な新表現主義の絵画で知られるドイツの現代アーティストです。絵画の他、大規模な彫刻作品なども制作しています。
フェティングは1949年ドイツのヴィルヘルムスハーフェンに生まれ、ベルリン芸術アカデミーで学びました。1970年代にはベルント・ツィマーやサロメ、ヘルムート・ミッデンドーフらと共にベルリンにギャラリー・アム・モリッツプラッツを設立しました。また1980年代にはアルバート・オーレンやマルティン・キッペンベルガーらと共に 国際的に高い評価を得た「Junge Wilde(ユンゲ ヴィルデ)」または「Neue Wilde(ノイエ・ヴィルデ)」と呼ばれるグループに参加していました。アシッドカラーと表現力豊かな線の使用においてフェティングは、フィンセント・ファン・ゴッホやエルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーからの影響を挙げています。
フェティングは現在ベルリンとニューヨークを拠点に活動しています。
彼の作品はポートランド・アート・ミュージアム、フランクフルト・アム・マイン現代美術館、ベルリン・ギャラリー(ベルリン美術館)などのコレクションに収蔵されています。