アンディ・ウォーホルと同じく、ポップアート界のアイコンであるロイ・リキテンスタイン。ポピュラーカルチャーであるコミックを芸術作品に昇華させた彼の作品は、新たなアート・ムーブメントを生み出しました太い輪郭線、原色のベタ塗り、そして機械のような手描きのドットを用いたセンセーショナルな手法が特徴です。

またリキテンスタインの作品は、文章や擬音語、セリフなどがストレートに描かれている点も個性的。コミックの吹き出しさながらに、作品のなかに文字までも描写されているのが面白いところです。

題材は、ヒーローやミッキーマウス、典型的な金髪美女などが多く、代表作のひとつ「ヘア・リボンの少女」は、1994年東京都現代美術館オープン時の目玉作品として、6億円で購入され話題になりました。

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