ロブ・プルーイット
Rob Pruitt
1964年−
ロブ・プルーイットは1964年、アメリカ・ワシントンDCに生まれたアーティストです。1990年代に活動を開始して以降、プルーイットの展示は何かと物議を醸し、快く迎えてくれるギャラリーも限られるほどでした。中でも1998年にニューヨークで展示された「コカイン・ビュッフェ」という作品は、中央に本物のコカインを並べた16フィートの鏡を設置し、来場者が自由に使うことができるようにしたもので、大いに話題となったばかりでなく、これによりプルーイットの知名度も上昇しました。
2001年からはパンダをモチーフにしたキャンバス作品の発表をはじめました。素材にダイヤモンドダストを使い、しばしばアンディ・ウォーホルの作品と比較対象ともなるこのシリーズは、プルーイットのトレードマークであり、陰と陽を想起させるシンボルとして描くパンダは、彼のアートワークの核ともなっています。そして2012年にはジミー・チュウとコラボし、パンダやゼブラなど動物のプリントをあしらった「カプセル・コレクション」を発表しました。その他、ジーンズのインスタレーションや屋外に置かれたシルバー製のアンディ・ウォーホルのモニュメントなど、斬新でウィットに富んだ作品を数多く手掛けることで知られています。
▼公式サイトはこちらから
http://www.robpruitt.com/