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ARTIST/ART

ヴィリー・バウマイスター
Willi Baumeister
1889年-1955年

ヴィリ―・バウマイスターは、ドイツを代表する前衛的な抽象画家であり、舞台美術家、美術教育者でした。

シュトゥットガルトに生まれ、若い頃から装飾絵画を学びつつフランスやスイスを行き来し、当時のモダンアートの最前線で活動。1910年代から1920年代にかけて、具象から徐々に抽象へと進化を遂げ、幾何学的な形や面による構成を重視した作品を発表しました。

1920年代にはパリをはじめ国際的にも評価され、ニューヨークやヨーロッパ各地の展覧会に出品。

また、フランクフルトの応用美術学校でタイポグラフィやデザインの教授として教鞭を取るなど、多方面で影響力を持ちました。しかし1933年にナチス政権が成立すると、「退廃芸術」として教授職を解任され、制作や発表の機会を奪われる困難な時期も経験します。それでも制作を続け、戦時中には「未知なるものを求める美術論(Das Unbekannte in der Kunst)」を執筆するなど理論的探求も行いました。

戦後はシュトゥットガルト美術アカデミーで教えながら抽象芸術の普及に努め、古代美術やアフリカ彫刻、洞窟壁画への関心を作品に取り入れ、象徴的で有機的な形態を持つ独自の抽象表現を確立しました。1950年代にはサンパウロ・ビエンナーレで受賞するなど国際的な評価も高まりました。バウマイスターの作品は、幾何学性と詩的感性を融合させ、戦前・戦後をつなぐドイツ近代美術の重要な架け橋として現在も世界の主要美術館で鑑賞されています。

▼公式サイトはこちらから
https://willi-baumeister.org/en/

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