加藤泉
Izumi Kato
1969年 -
加藤泉は、有機的なフォルムを特徴とした油彩画や木彫の制作で知られる日本のアーティストです。胎児、昆虫、子供、植物、人間などの中間を思わせる、原始的で匿名の生命体の姿を主なモチーフとして作品を生み出しています。1992年、武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業後、油絵絵画作品を手掛け、その後立体作品も発表するようになりました。
これまで、国内外で多数の美術館やギャラリーで展示を行っており、2007年には「第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」の国際企画展、ポンピドゥー・センター・メッスで開催された「Japanorama:New Vision on Art since 1970」などにも参加。近年はソフトビニール素材を用いた立体作品、リトグラフなどにも取り組み、作品の幅を広げています。