北川宏人
Hiroto Kitagawa
1967年―
北川宏人は滋賀県大津市出身のアーティストです。
1989年に金沢美術工芸大学を卒業し、現代イタリアを代表する具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品に感銘を受け1990年にイタリアへ渡りました。1998年からカラーラの美術アカデミーで学び、テラコッタの古典的彫刻技法を習得しました。北川は イタリアで出会った伝統的なテラコッタという素材を 独創的で自分なりの秩序を持った形にし、アクリル絵具で着彩することで「今の時代」を表現できるものを追求し始めました。
2004年に帰国後も、一貫してテラコッタを使用した彫刻を制作し、国内外で作品を発表しています。
現在彼の作品は、金沢21世紀美術館、東京国立近代美術館、兵庫陶芸美術館、岡山県津山市、イタリアのカマイオーレなどのコレクションに収蔵されています。