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ARTIST/ART

大竹伸朗
Shinro Ohtake
1955年−

大竹伸朗は1955年、東京都目黒区に生まれた現代美術家です。武蔵野美術大学で油絵を学び、1980年代初頭から絵画、音、映像を取り込んだ立体作品など多彩な表現を展開してきました。2歳から8歳まで暮らした大田区周辺の情景が東京の原風景として今でも心の中に鮮明に焼きついており、当時の思い出を背景にエネルギッシュな創作を続けています。

1988年には東京から愛媛県の宇和島へと移住し、現在も宇和島を拠点に、現代美術のみならずデザイン、文学、音楽のほか、異分野のアーティストとのコラボレーションも果たすなど、あらゆるジャンルで活躍しています。2009年、香川県の直島に、自身が得意とする手法「スクラップブック」をふんだんに用い、風呂絵、モザイク画、トイレの便器にまで絵付けタイルを施して実際に入ることのできる銭湯直島銭湯「I♥湯」を作り上げ話題となりました。また、1970年代から現在に至っても描き続けている絵画シリーズ「ビル景」は、大竹の中に記憶された香港、ロンドン、東京といった様々なとしの湿度、熱、騒音、匂いなどがランダムにミックスされ、ビルという形で描き出される仮想の風景で、これまでに800点以上制作しているライフワークとも言うべき作品となっています。これまでに国内外で多くの個展やグループ展に出品し、世代を超えて愛される作品を多数作り生み出しています。

公式サイトはこちらから
https://www.ohtakeshinro.com/

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