天野喜孝は日本の画家でありキャラクターデザイナー、イラストレーター、装幀家です。
アニメ製作会社タツノコプロでの社員時代に『ヤッターマン』や『ガッチャマン』、『みなしごハッチ』、『タイムボカン』など数々のヒット作品でキャラクターデザインを手掛けました。1981年にはＳＦマガジン誌に『トワイライト・ワールズ』を発表して出版界にデビューし、1982年に独立しフリーランスとなった後もSFやファンタジー関連のイラストレーションを数多く手掛けています。そして1987年スクウェア・エニックスにより開発・販売されたゲームソフト『ファイナルファンタジー』シリーズのキャラクター＆ビジュアルコンセプトデザインを手掛け、世界的にもその名を知られるようになりました。

1989年には東京の有楽町マリオンで初の個展を開催しました。1990年以降はアーティストとして本格的に活動を始め、舞台デザインや映像、衣装デザインなど幅広い分野で活動し、2014年には日本の公立美術館では初の本格的な個展「天野喜孝展 想像を超えた世界」を 熊本市現代美術館にて開催しました。またパリやニューヨーク、ロンドン、シンガポールなど世界各地で個展を開催し 海外でもファンが多く、世界的アーティストとして活躍を続けています。

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