松山智一は岐阜県出身で、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する現代美術家です。ペインティングを中心に彫刻やインスタレーションを制作しており、大規模なパブリックアートも各国で手がけています。

松山は上智大学の経営学科を卒業後、2002年にニューヨークに渡ります。そして、建築・デザイン系大学院のニューヨークのプラット・インスティテュートを首席で卒業。

彼の作品には、東洋―西洋、古代―現代、具象―抽象の様に、両極の要素が見られ、日本とアメリカで育った経験が反映されています。また、江戸、明治の日本画や、古代ギリシャ、ローマ帝国時代の彫刻、仏ルネッサンスに戦後のコンテンポラリーと言った、時代や文化を越えた影響も色濃く、情報化の中で移ろいゆく現代社会が映し出された作品を生み出します。

彼の作品は、ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンフランシスコアジア美術館、宝龍美術館、龍美術館、マイクロソフト・コレクション、ドバイ首長国の王室コレクション等に収蔵されています。

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