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ARTIST/ART

森山大道
Daido Moriyama
1938年−

森山大道は1938年、大阪府池田氏生まれの写真家です。フリーの商業デザイナーを経て写真家、岩宮武二と細江英公に師事した後1964年に独立し、フリーのカメラマンとしての活動をはじめます。1960年代半ばより一貫して「写真とはなにか」を問い続け、「通過者の視線」と自ら称するカメラワークにより、日本写真史に大きな転換をもたらしました。1968年には最初の写真集「にっぽん劇場写真帖」を、1972年には「写真よさようなら」を発表し、「アレ、ブレ、ボケ」と形容される荒々しい写真表現で、60年~70年代の日本の写真界の先端を突き進みました。

その後のスランプを乗り越え、90年代にヒステリック・グラマーから一連の「Daido Hysteric」を発表すると人気が再燃し、もはや前衛でなく巨匠の域に。ニューヨークのメトロポリタン美術館やパリのカルティエ現代美術館などで個展を行うなど世界的にも評価が高く、写真家を志す人の避け得ない通過儀礼とまで言われる程、圧倒的な影響力を残してきた写真家です。

 

▼公式サイトはこちらから
https://www.moriyamadaido.com/

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