永井博
Hiroshi Nagai
1947年―
永井博(1947年徳島県生まれ)は、日本を代表するイラストレーター。
鮮やかなブルーの空と海、ヤシの木やプールサイドなどをモチーフに、都会的で洗練されたリゾート風景を描き、1980年代の日本のポップカルチャーを象徴するビジュアルを確立した。
1970年代より活動を開始し、広告や雑誌、レコードジャケットなど幅広い分野で活躍。とりわけ大滝詠一のアルバム『A LONG VACATION』(1981年)のジャケットワークは、音楽とビジュアルが一体となった時代のアイコンとして高い評価を受けている。
シンプルな構図とシャープな色面構成、透明感あふれる光の表現は、ノスタルジーと同時に普遍的な心地よさを喚起し、近年ではシティポップの再評価とともに国内外で改めて注目を集めている。現在も精力的に制作を続け、その作品は世代や国境を越えて支持されている。