矢部裕輔
Hirosuke Yabe
1972年―
矢部裕輔は1972年生まれ、神奈川県出身の彫刻家です。
2002年に東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻卒業し、2004年に東京造形大学造形学部美術学科研究生修了。国内外で個展を開催し、個性的な作品で人気を博しています。
矢部裕輔は、木材や木片、廃材といった重厚な素材を用い、荒々しくも繊細な彫刻作品を生み出す現代彫刻家です。ナタで削った跡をあえて残した独特の彫り口が特徴的。またなるべく完成させないことで、見た人に考える余白を残す作品にしているとのことです。
モチーフとして登場するのは、人間や得体の知れない動物など、不気味でありながらどこかユーモラスな存在たち。矢部の作品に通底するテーマは、「人間とは何か?」という根源的な問いです。私たちはいったいどんな存在なのか – 彼の彫刻は、そんな人間への問いかけを、語りかけてきます。
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http://yabesuke.com/