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ARTIST/ART

荒川修作
Shusaku Arakawa
1936年−2010年

荒川修作は、1938年に名古屋市で生まれた美術家です。旭丘高等学校の美術過程を卒業後、武蔵野美術大学に入学するも3ヶ月で中退。前衛芸術グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」に短期間参加後1961年に渡米し、ニューヨークに定住します。渡米前は柩を思わせる木箱とセメントの塊が用いられた奇怪な立体作品(棺桶シリーズ)を作っていましたが、渡米後は現地で出会った詩人のマドリン・ギンズとの共同制作を開始し、画面に図形や文字、色のグラデーションなどのモチーフを複合的に用いて絵画化した「図形絵画」と呼ばれる作品の制作を始めます。

70年代、80年代は欧米を中心に数々の個展を開催し、美術界の最先端に位置することになっていきます。90年代からは建築も手がけ、1995年には構想30年の末、岐阜県に代表作とも言える「養老天命反転地」を開園します。通常の美術家・芸術家の概念では捉え切ることができなくなった自身の活動領域を「コーデノロジスト」と称し、その活動は世界の著名な哲学者や分子生物学者に注目され、欧米では荒川修作+マドリン・ギンズをめぐる国際カンファレンスも開催されています。

 

▼公式サイトはこちらから
http://www.architectural-body.com/

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