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ARTIST/ART

カリン・ママ・アンダーソン
Karin Mamma Andersson
1962年-

カリン・ママ・アンダーソンはスウェーデンの現代アーティストです。彼女の作品はフィギュラティヴなものが多く、しばしば 生活感漂う室内や雪景色、静かで夢のような質感と、劇場的な絵画空間の使用で知られています。彼女の作品は、北欧の伝統的なフォークアートや、本や映画から引き出されたイメージを用いて描かれます。

「私はゆっくりと、優しく、薄く、美しく、醜く、厚く、硬く、描きます。
    私はそれが大好きで、それが私の人生です。でも、私はそれが 嫌いでもあります。」

「それは 静かで、厄介で、ばかげた混乱を招く障害です。   
    夢と潜在意識が入ってくるのは、ここなのです。」

アンダーソンは1962年スウェーデンのルレオに生まれ、幼い頃からいつも絵を描いていました。スウェーデン王立芸術大学で学び、この頃付いた “Mamma(マンマ)”という愛称で今も彼女は親しまれています。2003年には第50回ヴェネツィア・ビエンナーレの北欧パビリオンに参加しました。淡いアーストーンのパレットを用い、ほのかに異世界的な彼女の絵は2005年に 劇作家ハロルド・ピンターのノーベル文学賞の賞状に添えられました。
2006年には、北欧現代絵画の権威ある賞であるカーネギー・アート・アワードを受賞し、それに対応する展覧会をヨーロッパ各地で開催しました。2010年にはアメリカ、コロラド州のアスペン美術館で初個展を開催し、その後もニューヨーク、ロンドン、スウェーデン、ドイツ、アイルランドなど様々な場所で個展を開催しています。2018年には彼女は 存命のヨーロッパの芸術家を称えるダニエル・アンド・フローレンス・ゲラン・ドローイング賞を受賞しました。

現在アンダーソンはスウェーデンのストックホルムを拠点に活動しています。

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