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ARTIST/ART

レロ
Rero
1983年―

Rero(レロ)はフランスのコンセプチュアル・アーティストです。
彼は 彼の作品によく登場する頭文字「WYSIWYG(What You See Is What You Get:それ以上でもそれ以下でもない/見た通りの)」を使用し、アートとそのコード、イメージや知的財産の概念に疑問を投げかけます。また、テクノロジーや消費社会、言葉や陳腐化の問題を問いかけ、批判することなく、観る人が自分自身で判断するためのツールを提供しています。ステレオタイプやインターネットから私たちの生活に入り込んでくるフレーズを 明確で大胆な文字に置き換え、横切る線により 疑問と否定を示唆し、挑発的なジョークを強調します。

Rero(レロ)はパリ第2大学で社会経済・経営学の修士号を取得した後、ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションでグラフィックデザインを学びました。彼はヨーロッパとアメリカで展覧会を開催し、都市の公共空間や自然環境を利用した作品で知られるようになりました。インスタレーション作品を多く手掛けるRero(レロ)は、環境と対話するという活動を好み、歩くことや旅をして人と出会うことで 創造のインスピレーションを得ています。マーク・ジェンキンスやバプティスト・デボンブール、OX、ボリス・テレゲンなどの作品が好きで、自身のキャリアに最も大きな影響を与えた人物としてタニア・ムローを挙げ、彼女のアプローチ、キャリア、ラディカリズムを尊敬していると語っています。

彼の作品は パリのポンピドゥー・センター、ミュゼ・アン・エルブ(Musée en Herbe)、ラポステ美術館、ベルリンのAntje Øklesundなど 数多くのプライベート/パブリック・スペースで展示されており、2017年からはモントレソ財団とのコラボレーションによる、モロッコのアガフェイ砂漠やエッサウイラでのインスタレーションや壁画などの展示も話題となっています。

▼公式サイトはこちらから
http://rero-studio.squarespace.com/

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