アンドレ・ブラジリエ
Andre Brasilier
1929年−



アンドレ・ブラジリエは1929年、画家である両親の元フランスで生まれ、現在はパリを拠点に活動する画家・版画家です。20歳でエコール・デ・ボザールに入学、モーリス・ブリアンションのアトリエで学びました。抽象、表現主義、そしてはっきりとしたブラジリエ独自の「何か」を織り交ぜて構成されたキャンバスの、鮮やかな色彩と柔和で単純化されたその世界観は、優美で静謐。モチーフとして馬、自然、音楽、妻を含む女性が多く登場し、自然との密接な交わりの中で言語、音、色からインスピレーションを得てその美しさを詩的に表現しています。
1969年、日本で初めての個展の際には交流のあった東山魁夷が序文を書き、1977年には壁画製作中の唐招提寺に招待しています。またフランスのシュノンソー城での展覧会を依頼された最初の画家で、現代のフランス画壇を代表する重鎮の一人でもあります。
▼公式サイトはこちらから
http://www.andrebrasilier.com/