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ARTIST/ART

アンドレ・マッソン
André Masson
1896年-1987年

アンドレ・マッソンはフランス出身の画家です。
ブリュッセルの王立美術学校とパリのエコール・デ・ボザールで芸術を学び、初期にはキュビスムの影響を受けた絵画を制作していました。1920年代初頭、その頃パリで盛んだったシュルレアリスム運動に参加すると、いち早くオートマティスムや砂絵の技法を取り入れ、その運動における重要な画家となっていきます。1930年代にシュルレアリスムを離れると、画面構成を重視した幻想的な具象画へと変化します。作品のテーマには暴力的なものやエロティックなものが取り入れられるようになり、スペイン内戦に触発された作品も多く発表しています。

マッソンの作品は万物の創世、暴力、生と死といったギリシャ神話などを題材に描かれるものも多く、それらには人間の存在や宇宙についてのマッソンの思想が反映されていることから、思想する画家、哲学する画家とも言われています。

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