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ARTIST/ART

ウォルター・オズボーン
Walter Osborne
1859年−1903年

ウォルター・オズボーンは1859年、アイルランド・ダブリンで、動物画家であるウィリアム・オズボーンのもとに生まれた画家です。父から絵画の手ほどきを受け、ロイヤル・ハイバーニアン・アカデミー・スクールで絵画を学んだオズボーンの才能は若い頃から発揮されており、1981年、82年にはアイルランドの若手画家に贈られるタイラー賞を受賞しています。

作品のほとんどは具象的で、女性、子供、老人、貧しい人々、そしてダブリンの街角での庶民の日常生活に焦点をあてているほか、スケッチや写真をもとに油彩、水彩、鉛筆で都市景観を描くなど、多作な作家としても知られています。しかしながら当時は商業的には成功せず、中流階級の肖像画を描いて生計をたてていたといいます。代表作にはダブリンの貧しい労働者階級の人々の日常生活をドキュメンタリータッチで描いたシリーズがあり、これらは今日では高く評価されています。また『Feeding Chickens(鶏の餌やり)』など子供を描いた作品に代表されるように、丁寧に描かれた風景画にポートレートを展開し、そこに物語性を加えた風俗画も幅広く愛されています。

並外れた才能と完璧な観察力で視覚的な真実を描き、それを芸術の魔法にかけたオズボーンの作品は、アイルランドの真の偉大な画家のひとりとして傑出した地位を獲得しています。

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