買いたい・探したい

ARTIST/ART

ウジェーヌ・ルロワ
Eugène Leroy
1910年―2000年

ウジェーヌ・ルロワは厚塗りによる表現で知られるフランスの画家です。

主な題材は裸婦で 伝統的な画材と手法を用い、キャンバスにたっぷりと絵具を塗り、人の形がほとんどわからなくなるまで何度も重ねていきます。ルロワの作品は1980年代初頭の新表現主義の波の中で発見されるまで、ほとんど知られていませんでした。
1983年にドイツ、ケルンのマイケル・ウェルナー・ギャラリーで初の大規模な個展を開催し、その翌年エドワード・スコープ・ギャラリーでアメリカ初の展覧会を開催しましたが、それは彼の人生の後半になってからのことでした。ドイツのカッセルで開催された第9回ドクメンタでは、彼の絵は専用のギャラリーに展示されました。

ルロワは1910年にフランスのトゥルコアンに生まれました。1996年にはフランス国立絵画グランプリを受賞しています。

2000年ウジェーヌ・ルロワはフランスのリール郊外のワスケアルで亡くなりました。2009年に遺族がルロワの作品をトゥルコアン美術館に寄贈し、2010年トゥルコアン市はルロワの生誕100年を記念して、トゥルコアン美術館をウジェーヌ・ルロワ美術館に改称しました。

一覧ページに戻る
お問い合わせ 資料請求