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ARTIST/ART

クレ・アブラーム
Clet Abraham
1966年-

クレ・アブラームはブルターニュ出身のフランス人アーティストです。道路標識などのストリートサインに取り外し可能なステッカーを貼ってリダイレクトし、ユーモアを持たせることで、標識の矛盾や異常性を示唆しています。彼の哲学は、作品によって破壊したり侵略したりするのではなく、むしろ敬意を払い、時に刺激的な態度をとることです。このような介入は、注意喚起し、対話を生み出すために行われます。

アブラームはレンヌの美術学校で学位を取得し、1990年代初頭にローマに移り、その後フィレンツェに移りました。そこでアンティークの家具の修復家として働き、画家や彫刻家としても活躍していました。アブラームは個人的かつ自主的な研究活動を通じて、独自の言語を発明しようとしています。また彼は、従順主義/従うことへの原理に疑問を投げかけています。
権威が自己批判的な場所では彼のアートは残り、そうでない場所では 非常に迅速に消されてしまうのです。ある意味で無政府主義者とみなされるかもしれませんが、彼は常に議論や建設的な解決策を求めているのです。彼が手を加えたサインは非常に人気があります。パリ13区の市長は彼の作品に夢中になり、コラボレーションすることにもなりました。

彼の作品はイタリア、ラツィオ州ポポラーレ銀行、ウーディネのトマソ・クルデリ研究所、トスカーナ州ポッピ城など、民間及び公共のコレクションの一部になっています。また彼は2008年にはフィレンツェのストロッツィ宮殿、2009年にはペルゴラ劇場、2010年にはメディチ・リッカルディ宮殿のガッレリーア・デッレ・カロッツェでの展覧会に参加しました。

ユーモラスな彼のステッカーは、世界中の都市のストリートサインをマークしています。また他にも、建物のファサードに大きなインスタレーションを設置するなど、アブラームは様々なアイディアを展開しています。

▼公式サイトはこちらから
https://www.clet.com/

 

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