買いたい・探したい

ARTIST/ART

ジュディー・データー
Judy Dater
1941年―

ジュディー・データーはアメリカの写真家です。
データーは1941年にロサンゼルスで生まれ、父親の営む映画館で 幼いころから映画に親しみ、そのことが彼女の認識に大きな影響を与えました。1961年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で美術を専攻した後、サンフランシスコに移り、サンフランシスコ州立大学で写真を専攻し、1963年に学士号を、1966年に修士号を取得しました。
1964年にデーターは、先駆的な写真家でありストレートフォトグラフィの実践を掲げた写真家集団「グループf/64」の創設メンバーであるイモージン・カニンガムと出会いました。カニンガムとの友情は 西海岸を代表する風景写真家であるアンセル・アダムスやブレット・ウェストン、ウィン・バロックらとも関わりを持つきっかけともなりました。1974年には、彼女の代表作の一つとなった『Imogen and Twinka at Yosemite』を撮影しました。ヨセミテ国立公園の森の木陰で、カニンガムが森の妖精(モデルのトゥインカ・ティーボー)と遭遇している様子を撮影したこの作品は、トーマス・ハート・ベントンの絵画『ペルセポネ』にインスピレーションを受けたものです。ひねりの利いたこの作品はすぐに、フェミニストの様々な批判的分析の対象となりました。

彼女はアカデミックな追求から離れ、自分のペースで写真を追求するようになりました。そして彼女は特に、芸術におけるフェミニズムの探求で知られるようになり、第二波フェミニズムのレンズを通して見た女性、ヌード、老い、人間関係、個人的な感情、男女の物語などのテーマに取り組んでいます。データーはアメリカ国内外の様々な学校やワークショップで教鞭を執る他、各地で個展やグループ展を幅広く開催しています。

▼公式サイトはこちらから
http://judydater.com/

一覧ページに戻る
お問い合わせ 資料請求