ジョセフ・サボー
Joseph Szabo
1944年―
ジョセフ・サボーは 思春期をテーマにした作品で知られるアメリカの写真家です。1968年にプラット・インスティテュートで写真を学び、修士号を取得しました。1972年から1999年までロングアイランドのマルバーン高校で、1978年からはニューヨークの国際写真センターで、写真とアートを教えています。
サボーは過去25年間 ティーンエイジャーの学生たちを撮影し続け、人生のその時期特有のアンビバレンス(両価性)を見事に捉えてきました。高校で写真を教える彼は、彼らの気取りや自惚れ、情熱や混乱を決して軽視せず、生徒たちが どのように着飾り、行動し、そして無作法を行うかを深く理解しています。教え子たちを多く取り上げ、1978年に出版された作品集『Almost Grown』は、アメリカ図書館協会の「Best Books of the Year」に選ばれるなど高く評価され、1980年代から90年代にかけてのファッション界でカルト的な人気を博しました。2003年には、思春期を迎えた若者たちを より詳細に描いた2冊目のモノグラフ『Teenage』を発表しました。
彼の写真はヴェネツィア・ビエンナーレや国際写真センター、ニューヨーク近代美術館、ブルックリン美術館などで展示されており、作品はフランスのパリ国立図書館、ニューヨークのジョージ・イーストマン・ミュージアム、メトロポリタン美術館などに収蔵されています。
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https://josephszabophotos.com/