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ARTIST/ART

ジョージ・ロドリク
George Rodrigue
1944年―2013年

ジョージ・ロドリクは 象徴的な「ブルー・ドッグ・シリーズ」で知られるアメリカの画家です。ロドリクは1980年代後半から、この黄色い目をした青い犬を いつも同じポーズで様々なシーンで繰り返し描いています。このキャラクターは アブソルート・ウォッカの広告キャンペーンに登場するなどし、有名なイメージとなりました。

ロドリクは1944年にルイジアナ州南部ニューアイビーリアに生まれ、ルイジアナ大学ラファイエット校とロサンゼルスのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで学びました。ケイジャン文化の色濃く残るこの地で生まれ育った彼は「ケイジャン文化をグラフィカルに解釈」し、それを 進歩する世界の中で維持することを目指し、その土地の人々や伝統、神話などの消えゆく遺産をキャンバスに描き出しました。
初期にはケイジャン風の風景画で知られるようになり、1975年にはパリのル・サロンで入選を果たし、フランスの新聞「ル・フィガロ」では “アメリカのルソー “と評されました。そして1990年代初頭にフランス系ケイジャン人のルー・ガルー(狼人間)伝説に基づく「ブルー・ドッグ・シリーズ」で、一躍世界的に有名になりました。彼は ポール・プルドーム(ケイジャン料理の料理人)などのケイジャンの著名人や、ジョージ・H・W・ブッシュ、ビル・クリントンなどのアメリカ大統領も描いています。また熱心な慈善家でもあるロドリクは、2009年に 子どもたちの成長におけるアートの重要性を提唱し、ジョージ・ロドリク芸術財団を設立しました。

ジョージ・ロドリクは2013年にテキサス州ヒューストンで亡くなりました。

▼公式サイトはこちらから
https://georgerodrigue.com/
ジョージ・ロドリク芸術財団
https://georgerodriguefoundation.org/

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