フランク・ロイド・ライト
Frank Lloyd Wright
1867年−1959年
1867年アメリカ、ウィスコンシン州に生まれたフランク・ロイド・ライトは、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエとともに「近代建築の三大巨匠」と称される建築家です。設計の特徴は「自然と建築との融合」で、常に自然をテーマとし、土地と建物の一体化や周辺環境との融和を目指したことで知られています。
ライトは終生一貫してより豊かな人間性の保証に寄与する建築、つまり「有機的建築」の理想を追求し続け、生涯に1191にものぼる作品を遺し、その内の460作品が実現されました。その活躍はアメリカ国内だけにとどまらず、日本でも帝国ホテルや自由学園明日館などの建築を手がけたとともに、日本の建築教育にも大きく貢献しました。2019年には「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」として、アメリカ合衆国内にある8つの建築作品が世界遺産に認定されました。
▼公式サイトはこちらから
https://franklloydwright.org/