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ARTIST/ART

フランチェスコ・クレメンテ
Francesco Clemente
1952年−

フランチェスコ・クレメンテは1952年にイタリア・ナポリで生まれたアーティストです。1980年代に脚光を浴びたトランスアヴァンギャルディア(新表現主義)の代表的作家で、サンドロ・キア、エンツォ・クッキとともにその頭文字から通称「3C」の一人と呼ばれています。セクシュアリティとスピリチュアリティに秘められたテーマをもとに油彩、インスタレーション、水彩を駆使し、肖像画や人物像を描いています。また型にとらわれない自由な作風で知られ、キリスト教の神や原子の異教的な神話や神々を独自の世界観で表現しています。

画家としての活動を始めた1970年代、アーティスト仲間と各国を旅する中でインドの信仰、芸術、伝統工芸などに興味を持ち、繰り返し通うようになるとマドラス(チェンナイ)にアトリエを構え、現在もローマ、ニューヨークとともに拠点の一つとしています。1980年代にはニューヨークでジャン=ミシェル・バスキアやアンディ・ウォーホルとのコラボレーションを果たすとともに、ベネツィア・ビエンナーレにも出展し話題となりました。また、絵画はもとより極端に手の込んだ美しい限定本やクラブの壁画なども手がける一方で、モデルとして「ルオモ・ヴォーグ」の表紙を飾るなど、ミステリアスで精力的な活動を続ける多作な作家としても知られています。

 

▼公式サイトはこちらから
http://www.francescoclemente.net/

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