ベルナール・ビュフェ
Bernard Buffet
1928 - 1999
ベルナール・ビュフェは、第二次世界大戦後の不安感や虚無感を黒い直線と強烈な表現で描き、世界中の人々の共感を呼んだフランスのアーティストです。その硬質で鋭いタッチの輪郭線、モノトーンに近い色彩、虚飾を廃した人物描写が特長。
1948年、パリで最も権威のある新人賞・批評家賞を受賞しています。社会的リアリズムの画家として活躍した彼の作品に衝撃を受けた芸術家も多く、現代のアートシーンにおいても存在感を発揮し続けているベルナール・ビュフェ。1971年には、レジオン・ドヌール勲章を受章しました。
日本では、1973年静岡県長泉町に彼の作品のみを収蔵・展示するベルナール・ビュフェ美術館が開館したことでも話題になりました。