ユーサフ・カーシュ
Yousuf Karsh
1908年−2002年
1908年トルコ生まれのユーサフ・カーシュは、アルメニア系カナダ人の写真家です。写真家であった叔父のもとで学んだのち、1932年カナダのオタワにスタジオを構え、政府関係者の肖像写真を撮ったことからフォト・ジャーナリズムの世界に入ります。
1941年にはウィンストン・チャーチルの肖像が雑誌「ライフ」の表紙を飾りました。その表情はイギリスの戦時指導者の厳しい決意を鮮やかに伝え、カーシュに初の国際的な名声をもたらしました。その後王族、政治家、アーティスト、作家など各界の著名人を撮影し、「カーシュに撮られることが世界のセレブリティであることの証である」とまで言われるほどになりました。カーシュの手がけた肖像画のほとんどは白黒で撮影されています。
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https://karsh.org/