ロバート・ラウシェンバーグ
Robert Rauschenberg
1925年-2008年
ロバート・ラウシェンバーグはテキサス州生まれ20世紀を代表するアメリカのアーティストです。ジャスパー・ジョーンズと共にネオ・ダダを代表するアーティストとしても知られています。
1947年から1年ほどカンザスシティ・アート・インスティテュートで学び、1948年にはパリで学び、帰国後ニューヨークに移り住み1951年に初の個展を開催しました。ジョン・ケージの初の『ハプニング』(1952年)にも参加し、1955年頃からは日用品や既製品、廃品などを寄せ集めたアッサンブラージュと抽象表現主義的な激しい筆致による描法を結び付けた『コンバイン・ペインティング』と呼ばれる一連の作品を発表し始め、1960年代には様々な写真画像をシルクスクリーンでキャンバスに転写する『シルクスクリーン・ペインティング』を制作し始めました。
1964年にはヴェネツィア・ビエンナーレで最優秀賞を受賞しています。『芸術作品をつくることではなく、芸術と生活の橋渡しをすること』を作品制作の目的とし『芸術も生活も作ることはできない。その両方の間にある”定義しようのない空隙”で仕事をしなければならない』と語ったラウシェンバーグは常に様々な表現方法を用い、生涯にわたり実験的で刺激的な作品を作り続けアート界を牽引し続けました。
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https://www.rauschenbergfoundation.org/