ヴァン・レイは1984年生まれドイツのストリートアーティストです。

80年代のパリのポショワール（ステンシル）・ムーヴメントの影響を受けて育ち、社会批評を公の場で表現するものとして広く浸透している「グラフィティ」という手法によって 独自の社会観を表現するようになりました。彼のアートは 鉄板や自動販売機、ホーロー看板や木の板など、主に錆びたヴィンテージ素材に細かくステンシルを施して描かれ、作品にはすべて「アヒル」のサインマークが付いているのが特徴的です。
ヴァン・レイはステンシルやステッカー、ペーストアップ、彫刻などの手法を再開発し 技術に幅を持たせることに成功しました。また彼はこれまでに習得した技術をもとに、スザンネ・リストウの指導を受けながら3Dアニメーションや視覚化の実験を行うなど 幅広い活動を行っています。

2007年ケルンへの移住後、グラフィティとグラフィックデザインの要素を組み合わせたテキスタイルデザインに特化したアーティストコラボレーション「fancyroom（ファンシールーム）」を創設し、自身のテキスタイルコレクションや、いくつかのファッションブランドで使用されました。2010年にはケルンの30Works Galleryで「street on wood」シリーズを発表し、初のギャラリー展示を行いました。その他 現在までにドイツ、オランダ、台湾、イタリア、ベルギー、トルコ、韓国、イギリス、アイルランド、チェコ、スペインなど世界各地で展覧会やアートフェアに参加しています。

ヴァン・レイは現在ドイツのケルンを拠点に活動しています。

▼公式サイトはこちらから
https://www.vanray.de/
https://www.instagram.com/vanray_official/