张弓 (チャン・ゴン)
Zhang Gong
1959年―
チャン・ゴンは北京生まれのアーティストです。
1993年に中央美術工芸学院のデザイン科を卒業し、以来シュールレアリズムやポップカルチャーに根ざした独自の絵画スタイルを確立してきました。彼はアメリカや日本のアニメーションキャラクターや都市環境からインスピレーションを得て、アニメーションと写真というメディアを組み合わせた作品を制作しています。
1990年代の初めにはチャン・ゴンは中国の現代アート界で認められ、1994年に香港で初の大規模な個展を開催しました。その後 ドイツやベルギー、ニューヨーク、東京など様々な場所で個展を開催しています。またチャン・ゴンは、中国における手描きアニメーション制作の先駆者の一人でもあり、1999年から2009年にかけ「Ms Red」(2009年)、「Black Pig, White Pig」(2005年)など5本のインディペンデント・アニメーションを制作し、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭、ベルギーのブリュッセル・アニメーション映画祭、ロンドン国際アニメーション映画祭、カナダ・モントリオールのシネマテーク・ケベコワーズなど、ヨーロッパやアジアの多くの国際アニメーション映画祭で高い評価を得ています。
彼の作品は、ウリ・シグ・コレクションやアジア・ソサエティー・コンテンポラリー・アート・コレクションなど、重要な美術館や組織に収蔵されています。
現在チャン・ゴンは北京の清華大学美術学院情報芸術デザイン学科の教授を務めており、北京を拠点に活動しています。