手塚治虫
Osamu Tezuka
1928年−1989年
手塚治虫は1928年大阪に生まれた漫画家です。戦争経験から生命の尊さを深く知り、医学の道を志し医学博士になるも、結局自身が一番望んだ職業である「漫画家」を選び、実に多くの作品を創作しました。手塚はそれまでの我が国のマンガの概念を覆し、数々の新しい表現方法でストーリーマンガを確立し、マンガを魅力的な芸術に変えました。中でも日本初の連続テレビアニメになった「鉄腕アトム」、日本初のカラーテレビアニメ「ジャングル大帝」、そして日本初の少女漫画「リボンの騎士」は、第二次世界大戦後の日本の子どもたちにたくさんの夢と希望を与えました。
一方大人向けのマンガも多数あり、人生とは何か、人はなぜ死ぬのかなど「生命の尊厳」をテーマとした作品を残しています。「漫画の神」と言われた手塚は立ち止まることを知らず、常に大いなる開拓精神と飽くなき情熱、そして未来を見つめる確かな眼差しを持ってその生涯を走り抜けました。
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https://tezukaosamu.net/jp/