今日ご紹介するのは、ロッカクアヤコの木版画。彼女の新しい試みとして昨年発表された作品です。
＜無題1＞
木版画になっても色が溢れています！
さて、こちらの作品、今年１月上旬まで千葉県立美術館にて行われていた「魔法の手 ロッカクアヤコ作品展」にて紹介されていたものです。
ロッカクアヤコとしては、国内の公立美術館では初の大規模な展覧会で、最新作を含む約160点が展示されていました。7mほどの大規模な作品もあって、ロッカクワールドに包まれる空間でした。
今回ご紹介の版画は、アダチ版画研究所とのコラボレーションによる作品で、彼女の新たな試みとして展示、紹介されていました。
浮世絵スタイルの木版画で、版木とともに、その制作過程も見ることができました。
彼女の特有の色を出すために、摺りが重ねられていることがわかります。
もちろん、作品展示も。
こちらはAP版
ロッカクアヤコの新たな取り組みとして発表された作品。昨年秋に制作され、まだあまりマーケットには出回っていません。
今回は、そんなロッカクアヤコ作品を《キュリオのプライベートセール》でのご紹介です。
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LOT:20210327M01
ロッカクアヤコ 《無題１》
越前生漉奉書に木版画
サイン，ナンバー
限定１２０
58.3 x 37 cm （シートサイズ）
２０２０年１１月
監修：GALLERY TARGET／公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団
制作：アダチ版画研究所（彫師：岸 千倉／摺師：岸 翔子・長沼 翔太）
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