本日《プライベートセール》からご紹介するのは、天野タケルのヴィーナス、ユニーク作品です。
天野タケルは1977年東京都生まれ。97年から4年間にニューヨークで版画などを学びました。2000年に帰国し、絵画と彫刻を中心にクラシックな美術と現代のポップカルチャーをクロスオーバーさせたような作品を制作。「NEW ART」という独自の表現方法として評価されています。
Instagram Takeruaamano アカウントより
｜儚さと可愛さ
天野タケルはあまたのヴィーナスを生み出していますが、どのヴィーナスも儚さと可愛さを持ち合わせています。
今回ご紹介の作品のヴィーナスも何かにショックを受けて泪しているようにも見え、今にも崩れ落ちそうな脆さを感じます。
そんな天野タケルの作品は、極限まで簡略化された線で描かれています。そこには一切の無駄がありません。
一見すると似た絵を簡単に描けそうに思えるかもしれません、しかし、この雰囲気を出すことはまずできません。実は、緻密に計算されたものなのですね。
あるコレクターは現在の天野タケルの人気ぶりを見て「今までこういう表現を目指す人を結構見てきましたが、誰もここまで成功はしていません。」と話しています。
作品のお問合せは、お気軽にこちらまで。 >>> https://curio-w.jp/contact/
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