《プライベートセール》から不動の人気かぼちゃモチーフの草間彌生作品をご紹介致します。
|なぜ「かぼちゃ」なのか?
草間彌生の描く反復、増殖する「水玉」や「網目」には幻覚や幻聴から身を守る儀式的な意味があるということは、アートファンの間では既によく知られているかもしれません。
では、なぜ「かぼちゃ」なのでしょうか?
生家が種苗業を営んでいたため草間彌生は幼少期から畑のかぼちゃを目にし、その容貌に興味を抱いていたということですが、
「かぼちゃは私たちと同じようにどれ一つとして同じ形のものがない、そして愛嬌があって気取りがなく、どっしりとしたフォルムをしている。そんなかぼちゃに惹かれる。」
と草間彌生は話しています。
草間彌生がかぼちゃをモチーフとしてよく使用し始めたのは、90年代からのようです。今回ご紹介の作品も1992年の制作です。
また、かぼちゃのモチーフは草間自身の自画像の一種と説く人もいます。
草間彌生美術館 Instagramアカウントより
|流れのあるモノクロ水玉
今回ご紹介の作品は、かぼちゃを流れのあるモノクロの水玉で描写しています。
今回ご紹介の草間彌生《かぼちゃ(白Y)》
2017年に東京に設立された草間彌生美術館の外観でもこの流れのあるモノクロの水玉が見られます。
草間彌生美術館の外観
ビビッドカラーのイメージが強いかもしれませんが、モノクロームのシックな作品も、より洗練された印象でとても素敵ですね。
草間彌生が実際のかぼちゃについて思っているのと同じように、草間彌生の描くかぼちゃもそれぞれ違う形をしています。今回のかぼちゃは比較的均整のとれた形をしています。
草間彌生のかぼちゃ、人気です。お探しだった方、お早目にご連絡ください!
ご紹介の草間彌生作品詳細はこちら ☟☟☟
LOT:20210922N01
草間彌生《かぼちゃ(白Y)》
シルクスクリーン
右下にサイン, 中央下にタイトル, 左下に年, ナンバー
限定120
70.8 × 84 cm / 60.4 x 72.3 cm(シート/イメージ・サイズ)
1992年
印刷:岡部徳三
カタログ・レゾネ:草間彌生全版画#150
来歴:現在の所有者が2020年 10月17日 毎日オークションで取得
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