個展を開催すれば、すぐに完売となり、その作品は、中々入手困難だという天野タケル。そんな天野タケルの キャンバス作品を、キュリオのプライベートセールにて、ご紹介致します。

天野タケルは1977年東京都生まれ。97年から4年間にニューヨークで版画などを学びました。2000年帰国、絵画と彫刻を中心にクラシックな美術と現代のポップカルチャーをクロスオーバーさせたような作品を制作。「NEW ART」という独自の表現方法として評価されています。

Instagram Takeruaamano アカウントより

｜簡略化された線

天野タケル作品と言えば、極限まで簡略化された線で描く人物画。可愛いらしさと同時に儚さを持ち合わせています。

｜縦長だ円の目がアイコン

天野タケルが描く人物は目の形が共通し、天野タケル作品のアイコンのようになっています。それでいて、それぞれ目の大きさや配置が異なるため、描かれている人物のキャラクターや表情は違って見えます。

本日ご紹介の LOT:20211029N01 天野タケル《モノクローム ヴィーナス＃3》に描かれた人物の顔のアップ

縦長だ円の目は、天野タケル作品のアイコン。口を見ても一本線が引かれただけのようですが、筆の動きや、長さで感情が伝わるのが不思議ですね。

｜モノクローム ヴィーナス

また今回ご紹介の作品は、黄色やピンクといった明るくはっきりした色彩の多い天野タケル「ヴィーナス」の中でなかなかお目にかかれない、モノクロの作品。タイトルも「モノクローム ヴィーナス」となっています。

展示会も精力的に開催されていますが、発表する作品は即日完売という天野タケル。ご興味がありましたら、お早めにご連絡ください。

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