ジョージ・モートン＝クラークは、下塗りのないキャンバスに油彩、アクリル、木炭で、おなじみのキャラクターを描き、命を吹き込みます。大胆なイメージと強い色の組み合わせで、表現主義的に描かれる彼の線画は、とてもエネルギッシュであり、抽象的な雰囲気を持っています。

 

そんな彼の作品は、鑑賞者に、即座に認識できるイメージとしての、アートとデザインの境界を再考するよう問いかけると言われています。

 

 

本日ご紹介の作品にも、同じみの、愛くるしいあのキャラクターが描かれています。

 

 

 

ジョージ・モートン＝クラークは、イギリスを拠点として活躍する作家ですが、最近では欧米圏の枠を超え、アジアで多くの個展を開催しています。アジアを中心に各国へと派生した、日本発となるKAWAII（カワイイ）文化を体現する作風を持つ彼の活躍は、今、筆者の肌感覚ではありますが、アジアで熱い注目を浴びているように感じます。

 

 

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