スタッフコラム「ダミアンハースト病院」

今回もキュリオスタッフからコラムをお届けしたいと思います。

インスタグラムでダミアンハーストの投稿の中に気になるものを見つけました。

投稿文によると、彼はウガンダの辺境の村に病院を建設するために、支援をしてきたとのこと。

［インスタグラム　damienhirstより］

調べると、アフリカでインフラや文化教育などの支援を行っているルウェンゾリ財団という英国の慈善団体の助けを得て、ハーストはウガンダ南西部にある村に病院を建設するため、資金援助をしてきたとあります。

写真にあるのが40床のベッドを備える病院施設で、彼の多額の寄付により現在完成間近だそうです。この病院ができることにより、現地の人々が必要な時に重要な医療を確実に受けられるようになります。

ハーストはこのプロジェクトを達成させるため、6月30日に開催されたフィリップスオークションに、自身の3作品を出品しました。この作品の売却益は全額、ダミアンハースト病院に寄付する予定で、この病院の医療活動のため更なる支援を行うそう。

3作品は下記のリンクにあります。スポットペインティング（244 x 305 cm）やドット、蝶柄などハーストの代表的な絵柄となっています。

[Toddler’s Cloud]

[Decahydronaphthalene]

[Eshara]

オークションは既に終わっており、3作品の落札額を合計してみると、£914,400（およそ1.6億円）。

フィリップスの作品ページには「販売による純益は、慈善団体ルウェンゾリ財団に寄付される。」との記載もあります。

ダミアンハーストはイギリスのブリストル出身で、ヤングブリティッシュアーティストとして知られ、英国で最も裕福なアーディストの一人。

プライベートではアフリカの地域の人のために慈善活動家として大きな貢献をする側面も持っているのですね。

おすすめ・最新情報