20世紀現代芸術を代表するアーティストのひとり、デイヴィッド・ホックニー。

現在83歳。1960年代から活躍し、スタイルやテーマを変えながら、様々な作品を生み出しています。

artnetより

今日は、彼が2000年代に入ってから手掛けている、iPhoneとiPadを使って描いた作品をご紹介します。

 

ホックニーは、2008年の後半に初めてApple製品を使い始め、最初はiPhone、その後iPadを使い始めました。

新しい技術を使った作品制作の可能性を探し続けている、ホックニーの飽くなき関心から生まれたシリーズです。

Christie’s international real estate HPより
 

 

ホックニー曰く、ソフトウェアは非常に高度で、手でスムーズに動き、絵画のようなラインとカラーで十分な感度を実現できるとのこと。スケッチブックと同じサイズなのも便利だと言っています。

 

ホックニーが、このツールを使って描くのは、バスルームのドアに掛かっているローブ、花瓶、ワイングラス、鏡に映った自分のポートレートなど、目を引くものは何でも。

一連の作品には、デジタルで表現された独特の色と筆（指）使い、その場で描いた臨場感が存在しています。

  

巨匠ホックニーの作品として、2000年代に誕生したシリーズiPhoneとiPad作品。

この機会にいかがでしょうか？