クレイグ・マーティンはイエール大学で学んだ後、1960年代半ばにヨーロッパに戻り　イギリスのコンセプチュアルアーティストの最初の世代として重要な人物の一人でした。





1974年から1988年、そして1994年から2000年までロンドンのゴールドスミス・カレッジで、多くのヤング・ブリティッシュ・アーティストたちの育成に当たり、若い世代に大きな影響を与えました。

 

 

クレイグ・マーティンは、絵画や彫刻、ドローインク、版画、アニメーションなど様々なメディアを通じて、物体の語彙全体をコンパイルすることにより　過去50年間をかけ特有のスタイルを開発しました。

 

  

近年の彼の展覧会は、ヒューストンのディスカヴァリー・グリーン（2019年）、ソウルのギャラリー・ヒュンダイ（2017／2012年）、上海ヒマラヤ美術館、武漢湖北美術館（2015年）、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーなど世界各国で開催されています。

 

2006年にはRoyal Academician（アカデミー正会員）に任命され、2015年にはロンドンのロイヤル・アカデミー・サマー・エキシビションのチーフコーディネーターを務めました。そして2015年にはArt / Booksより、クレイグ・マーティン著作集が出版されました。

 

Royal Academician, Michael Craig-Martin’s installation of flags on Bond Street. Photo: Amer Ghazzal/Shutterstock

現在、彼の作品はロンドンのテートギャラリー、ヴィクトリア&アルバート博物館、スペイン・マドリードのソフィア王妃芸術センター、パリのポンピドゥーセンター、オーストラリア国立美術館、ポルトガルのベラルド現代近代美術館など世界数多くの主要な機関でコレクションされています。（松田）

 

 


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