今週のアート業界　The Art World This Week　

MutualArtが配信するニュースから、今話題のアートネタをピックアップ。
今週アート業界におこったアレコレを、Curioオーナー渡木のコメントと共にお届けします。


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・Inigo Philbrick, Dealer Behind $20 M. Art-World Scandal, Arrested by FBI
インディゴ・フィルブリック、2000万ドルのアート界のスキャンダル渦中のディーラー、FBIにより逮捕される

FBIは、南太平洋の海に浮かぶ島、バヌアツでフィルブリックを逮捕し、その後グアムに移送したと語りました。彼は6月15日にマンハッタン連邦裁判所に出廷する予定です。

※キュリオ・渡木コメント
『2000万ドルという巨額の詐欺事件であるが、手口など詳細の解明が進んで欲しい』


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・UK Creative Industries Risk ‘Cultural Catastrophe’ Without Support
イギリスのクリエイティブ産業、サポートなしでは「文化的大打撃」の危険に直面

調査によると、アート業界の見通しが厳しい中、収益は2020年に740億ポンド減少すると予測されています。

※キュリオ・渡木コメント
『コレクターの中でも、超アッパー層は更にコレクションを増やしているだろうが、ミドルクラスは軒並み減少している
だろう』


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・Van Gogh and Gauguin Letter About Brothel Visit Sells for €210,000
　売春宿の訪問についてのゴッホとゴーギャンの手紙、21万ユーロで販売される

1888年にアルルから送られた“他とは違う”書簡は、ゴッホ美術館が購入したということです。


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・Beijing Art World Starts Shutting Down Again Amid New Coronavirus Cluster
　北京のアート業界、新しいコロナウイルスクラスターの中で再び閉鎖を開始

中国が卸売食品市場で137件の新しい感染が確認され、民間美術館であるMウッズは閉鎖しました


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・Activists Face Trial After Attempt to Seize African Artifact from Paris’s Quai Branly Museum as Protest　
　活動家は抗議としてパリのケ・ブランリ美術館からアフリカの工芸品を奪取しようとし、裁判に直面しています

盗難行為は、オンラインに投稿された30分の録画に記録されていました。セキュリティーが、活動家が、ポール状の作品を美術館の外に持って行くことを阻止した様子が映っていました。


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・British Airways to Auction Art Collection to Raise Much-Needed Funds
　ブリティッシュ・エアウェイズ、必要な資金を取得するためにアートコレクションをオークションに

トレシー・エミン、アニッシュ・カプーア、クリス・オフィリの作品を所有していて、一部の作品は、100万ポンド以上の価値があります。

※キュリオ・渡木コメント
『有料企業のコレクションが売られるタイミングは、コレクションの充実のためであってほしいが、今はどうしようもないだろう』


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・Van Eyck’s Only Remaining Drawing Gets Its First Outing in 10 Years　
　ファン・エイクの唯一現存している絵、10年ぶりにお目見え

ドレスデンに展示された絵画は、非常に貴重なため、2010年以降展示されていませんでした。そして今回の展示は1週間のみでした。


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・Art Dealers Cosy up to Auction Houses for Online Sales　　
　アートディーラー、オンラインセールのためにオークションハウスと友好関係を築く

サザビーズは、急成長中のトレンドとして、ロンドンとニューヨークの約40のギャラリーから委託された作品を販売する、「The Dealer’s Eye」を立ち上げました。